1 min readFeb 4, 2020
2019 年は珍しく新刊のミステリ小説を 2 冊も読んだ。夕木春央『絞首商會』と相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』。
霊媒師が事件を解決するというすごい設定のミステリで、目次を見ると短編集のようにも見えて、本当にこれがそんなに面白いんだろうかとちょっと思いながら読み始めたら、良い意味で裏切られた。
これは明治時代を舞台にしたミステリでカルピスが発売されたニュースなんかが出てきて、ちょっと面白い。容疑者は早い段階で絞られるのに最後までまったく先が読めない展開で面白かった。