自動化できる作業を人海戦術で押しつけられる役所の人がかわいそう。

なぜ10万円給付に時間がかかるのか｜東修平（四條畷市長）｜note

市長さんは悪くないし自治体の人はほんとに大変だと思うけど、3 から 6 の作業は自動化できるし、住所の突き合わせもほとんどは自動化できるから一致していないケースだけ人が目で確かめれば良いし、重複申請はそれこそマイナンバーに紐づければ機械的に判定できる。

住所が住民基本台帳の内容と著しく違う場合だけ人間がチェックすれば良いし、そもそも役所に登録された住所は初めからマイナンバーカードに記録されているから本来は入力する必要すらない。

ほとんどのケースでは人間が目でチェックするのは通帳の写真とかだけでいいはずだし、仮に通帳が本物でも口座が解約されていたり凍結されている可能性もあるからいずれにしても完全なチェックはできない。こんなチェックは初めからやめて、銀行からエラーで戻ってきたらそのまま申請者にやり直せと言えばいいだけのはず。

高層マンションなんかの場合は同じ住所に何十人も同姓同名がいる可能性も考えられるし、人間が目でチェックする項目が増えればそれだけミスも増えて責任問題にもなってしまう。

自治体の職員に「人海戦術でないといけない」と思い込ませて重労働を押し付けるのはシステム設計者の技術者としての良心を疑う。